SNSや口コミサイト(知恵袋、旅行コミュニティ、Googleレビュー)における生の声、および現場の現地調査から見えてくる現在の成田国際空港の実態には、高評価と同時に特定の時間帯における課題も浮かび上がっています。
まず好意的な評判として際立つのが、施設・サービスの進化と免税ショッピングの充実度です。第1ターミナルの「Narita Nakamise」や第2ターミナルの「FaSoLa STARS DUTY FREE」など、免税店のブランドラインナップや限定商品の豊富さは海外渡航者から絶大な支持を得ています。また、無料Wi-Fiの通信速度向上、電源コンセント併設シートの増設、プライオリティ・パス対応ラウンジの選択肢増加など、滞在環境の快適性は年々向上しています。
一方で、現場で顕在化しているのが時間帯による混雑の偏りです。特に午前8時〜10時の午前の出発ラッシュ、および午後5時〜8時の夕方の到着ラッシュ時には、保安検査場や入国審査、税関申告ゲートに長い行列が発生することがあります。最新のスマートレーン導入で通過処理スピードは上がっているものの、インバウンド旅客の急増に伴い、ピーク時のゆとりを持った行動が不可欠な状況です。