2024年秋に発足した石破内閣において、最大のサプライズかつ実質的な政権の背骨として配置されたのが、経済再生担当大臣に就任した赤沢亮正氏です。内閣府特命担当大臣(経済財政政策)を兼務し、新しい資本主義の推進や全世代型社会保障改革など、政権の命運を左右する看板政策の総責任者を務めています。
政治部記者の取材メモによると、この人事は単なる論功行賞ではありません。石破首相が総裁選に出馬した過去5回の挑戦において、赤沢氏は常に陣営の中核として選対を取り仕切り、メディア対策や政策ブラッシュアップを一手に担ってきました。派閥の縛りを超えて「石破の政策を最も深く理解し、的確に言語化できる代弁者」として全幅の信頼を置かれていたことが、この異例の重要閣僚抜擢につながった背景にあります。
特にテレビの討論番組や記者会見で見せる論理的かつ怯まない受け答えは、党内でも屈指の切れ味を誇ります。時に物議を醸すほどの率直な物言いも、石破首相にとっては「耳の痛い直言をしてくれる唯一無二の懐刀」として機能しているのが実情です。