サッカー日本代表のマークはなぜカラス?八咫烏の由来と胸の秘密

サッカー日本代表のマークはなぜカラス?八咫烏の由来と胸の秘密

サッカー日本代表のマークはなぜカラス?八咫烏の由来と胸の秘密に関する基本知識を徹底的にまとめました。今すぐチェックことができます。

JFAのシンボルマークは、1931年(昭和6年)6月3日の理事会で正式に採用されて以来、時代の要請やグラフィック技術の進化に伴い、段階的なアップデートを重ねてきました。

最初のデザインを手掛けたのは、近代彫刻界の重鎮であった彫刻家・日名子実三(ひなこ・じつぞう)氏です。当時のデザインは重厚なクラシックスタイルであり、日の丸を連想させる太陽の意匠とともに力強い烏の姿が描かれていました。

制定年・区分主なデザイン特徴制作・改定の背景編集部の分析・視点1931年(昭和6年)
初代エンブレム彫刻的で重厚感のある八咫烏。日名子実三氏による肉厚な造形。大日本蹴球協会のシンボルマークとして正式採択。当時の彫刻芸術の粋を集めた風格あるデザイン。1987年(昭和62年)
CI導入モダン期黄色と青のツートンカラーに赤い一本線。八咫烏のグラフィックを整理。JFA創立65周年を機に、現代的なビジュアルアイデンティティへ刷新。ドーハの悲劇やジョホールバルの歓喜を共にした記憶に残る意匠。2017年(平成29年)
現行リブランディング角が鋭角的になり視認性が向上。「JAPAN」フォントも独自開発の統一仕様へ。デジタルメディアやグローバル展開に最適化させたブランド再構築。スマホ画面や小型デバイス上でも力強く映える現代的機能美を獲得。

2017年11月に発表され、2018年ロシアW杯以降定着した現行エンブレムでは、八咫烏のシルエットがよりソリッドかつ精悍なフォルムへと磨き上げられました。デジタルサイネージやモバイル画面での視認性を考慮し、無駄な装飾を削ぎ落としながらも、初代から受け継がれる伝統的な精神性をしっかりと継承しています。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。