ネット上の情報やSNSのアドバイスを鵜呑みにすることで生じる、代表的な2つの誤解を整理しておきましょう。
第一の誤解は、「オーダーカーテンの注文サイズ=カーテン生地全体の縦の長さ」という思い込みです。カーテン業界における「仕上がり丈(カン下寸法)」とは、ランナーの穴からカーテンの最下部までの長さを指します。フックの上部に生地が立ち上がる仕様(Bフック等)の場合、生地全体の総丈は注文寸法より2〜4cm長くなります。この仕組みを理解せずに「生地全体の長さ」で注文してしまうと、想定より数センチ短いカーテンが届く原因になります。
第二の誤解は、「既製カーテンでサイズが合わなければ買い直すしかない」という諦めです。現代の多くのカーテンにはアジャスターフックが標準装備されています。一般的なアジャスターフックは、カチカチと位置を動かすことで約1cm長く、または約3〜4cm短く丈を微調整できます。1〜2cm程度の軽微なズレであれば、フックの調整だけで十分にリカバリーが可能です。