道枝駿佑の歴代ドラマと演技力の真相|子役からマルス、最新作まで徹底解剖

道枝駿佑の歴代ドラマと演技力の真相|子役からマルス、最新作まで徹底解剖

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道枝駿佑に対して、ネット上では今なお「圧倒的なルックスがあるからこそ主演を任されている」「演技そのものよりビジュアルで下駄を履かせてもらっている」という穿った見方が散見されます。しかし、この言説は彼の現場でのストイックなプロセスを見落とした誤認と言わざるを得ません。

転機となったのは、2021年に主演を務めた舞台『ロミオとジュリエット』でした。名匠・森新太郎の徹底的な演技指導のもと、道枝は舞台の奥まで届く発声、身体の重心のかけ方、戯曲の言葉ひとつひとつに命を吹き込む基礎訓練を徹底的に叩き込まれました。当時の関係者によると、連日のハードな稽古で声が嗄れそうになりながらも、ノートにびっしりと反省点と演出家の指示を書き込み、稽古場に最後まで残っていたのは他でもない道枝自身でした。

バラエティ番組等でも「声が出やすくなった気がして、それ以来愛飲している」と喉のケアアイテムへのこだわりを語るなど、体調管理とフィジカルの鍛錬には人一倍敏感です。また、2022年の映画『今夜、世界からこの恋が消えても』が韓国で観客動員110万人を突破する大ヒットを記録し、現地で熱狂的な支持を集めた際も、言語の壁を越えて観客を泣かせたのは「計算された目の演技」でした。天賦の才としての容姿に甘えることなく、職人気質とも言える地道な努力を積み重ねている事実こそが、過小評価を跳ね返す最大の根拠です。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。