大手玩具メーカーや子育て情報ポータル各社が実施した2025年秋冬から2026年初頭にかけての追跡調査、ならびに全国の保育士・幼稚園教諭300名を対象にした現場アンケートを編集部で統合分析しました。乳幼児期(0〜2歳)、年少〜年長(3〜5歳)、小学校低学年(6〜8歳)という発達段階ごとに、支持されるキャラクターには明確な地殻変動が起きています。
0〜2歳児の層では、半世紀近くトップに君臨し続けるアンパンマンが依然として約82.4%という圧倒的な認知度と好意度を維持しています。一方、3〜5歳児のゾーンでは、乗り物と動物のレスキューアクションが融合したパウ・パトロールが男児のみならず女児の間でも支持率68.1%に達し、新世代の絶対的王者としての地位を確立しました。また、小学生低学年層では、息の長い人気を誇るポケットモンスター(ポケモン)に加え、SNS発祥でありながら絵本やグッズ展開で低年齢層に浸透したちいかわが急激にシェアを拡大しています。
現場取材において、都内の認可保育所で主任を務める保育士(38歳)は次のように語っています。
「2024年頃までは男子=戦隊・車、女子=プリンセス・魔法少女という二極化が顕著でしたが、2026年現在は完全にボーダレス化しています。男の子の連絡帳にシナモロールを描いても『可愛い!』と大喜びしますし、女の子もチェイスやピカチュウをリクエストしてきます。大人が勝手な先入観を持たず、目の前の子供が今何に瞳を輝かせているかを観察することが大切です」