会議中や電車内など、場所を選ばずに押せる最強のレスキューポイントが、頭痛のツボとして手に位置する「合谷(ごうこく)」です。親指と人差し指の骨が合流する谷間にあり、人差し指側の骨のキワに向かって垂直に圧をかけると、ズーンと響くような心地よい痛みを感じる場所が見つかります。
合谷がもたらす頭痛への効果は、単なる気休めではありません。このツボを刺激すると、脳の痛覚伝達をブロックするエンドルフィンなどの鎮痛物質の分泌が促進され、頭部全体の血流バランスが整います。痛む側の手、あるいは両手を交互に、息を吐きながら痛気持ちいい強さで5秒間圧迫し、3秒休むサイクルを3〜5回繰り返すのが最も効果的な押し方です。
特に、頭全体が締め付けられるような感覚があるときや、ストレスによって自律神経が交感神経優位に傾いている局面で、合谷の刺激は驚くほどの鎮静効果を発揮します。