高市氏の人格形成に大きな影響を与えたのが、共働きで家庭を支えていた両親の存在です。それぞれの職業と人物像には、非常に興味深いエピソードが残されています。
父親の高市大三(だいぞう)氏は、地元・奈良県内のトヨタ系自動車販売会社(奈良トヨペット関連)に勤務する営業マンでした。営業職として実直に働き続けた父親は、家庭内では非常に厳格で礼儀作法や時間を守ることに厳しい人物だったと伝えられています。筋を通すことを何よりも重んじる父親の姿勢が、現在の高市氏のブレない政治姿勢の礎となりました。
一方、母親の高市和代(かずよ)氏は、なんと奈良県警察に勤務していた警察職員でした。事務官として規律正しい組織で働きながら、家庭と子育てを両立させていた芯の強い女性です。幼少期の高市氏は、働く母親の後ろ姿を見て「女性も自立して社会に貢献すべきだ」という意識を自然と育んでいきました。