ウェアハウス三橋の閉店理由と跡地の現在|聖地が辿った終焉の真相

ウェアハウス三橋の閉店理由と跡地の現在|聖地が辿った終焉の真相

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埼玉県さいたま市西区三橋6丁目に位置したウェアハウス三橋店は、国道17号新大宮バイパスからのアクセスも良く、敷地内に無料駐車場約400台を完備した超大型店舗でした。大宮駅西口から東武バスに揺られ、「三橋総合公園」や「三進自動車正門前」の停留所から足を運んだ経験を持つ方も少なくないはずです。

ウェアハウスといえば、かつて神奈川県川崎市に存在した「電脳九龍城砦」をはじめとする過剰なまでの空間演出で知られますが、この三橋店もまた唯一無二の雰囲気を湛えていました。一歩足を踏み入れれば、日常の喧騒から完全に隔絶された薄暗い空間が広がり、最新の大型メダルゲーム機が放つ極彩色の光芒と、心地よい電子音が重低音とともに身体を揺らしました。

とりわけゲームファンを虜にしたのが、「レトロゲームの聖地」と謳われた充実のラインナップです。1980年代から90年代のアーケード黄金期を支えた名作ビデオゲームが、丹念にメンテナンスされたブラウン管筐体で稼働しており、1プレイ数十円〜100円という手頃さも手伝って、遠方からわざわざ遠征してくるコアプレイヤーが絶えませんでした。さらに、地域最大級の規模を誇ったメダルゲームコーナーや、最新機種を取り揃えたカラオケフロアを併設し、深夜帯でも多くの大人たちがそれぞれの没頭時間を過ごす、まさに現代の「不夜城」だったのです。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。