物語のクライマックスにおけるハッピーシュガーライフの最終回ネタバレとして、最も読者に衝撃を与えたのが松坂さとうの劇的な結末です。叔母の住むマンションの1208号室で、しおと共に「誰にも邪魔されない甘い生活」を築いていたさとうですが、親友であった三星太陽や飛騨しょうこの介入、そして警察の手が迫ることで破綻を迎えます。
追い詰められたさとうとしおは、逃亡を断念し「ふたりで一つになる」ことを選択。炎に包まれるマンションの屋上から、互いを抱きしめ合いながら夜空へと身を投げました。しかし、落下する刹那、さとうの心中に芽生えた感情が結末を大きく変えます。
地面に激突する直前、さとうは反射的にしおを抱きかかえて自らの身体をクッションにしました。この行動により、松坂さとうの死亡理由は全身強打による即死となり、しおだけが一命を取り留める結果となりました。自らの命を投げ打ってでもしおを守り抜いたその松坂さとうの最期は、利己的な依存から始まった関係が、純粋な無償の愛へと昇華した瞬間でもありました。