「端っこに細い線が1本あるだけだから」と放置するのは禁物です。放置リスク悪化原因の筆頭は、基板内部のショートやクラック(亀裂)の進行にあります。
ディスプレイは微細な配線が網の目のように張り巡らされており、一部の断線や接触不良は隣接する回路に余計な電圧負荷をかけます。時間が経つにつれて1本だった線が2本、3本と増殖し、やがて太い帯状のブロックノイズへと広がっていくケースが珍しくありません。
さらにスマートフォンの場合、表示パネルとタッチセンサーが一体化している構造上、放置によって突然のゴーストタッチ(勝手に画面が操作される現象)が発生し、パスコードの誤入力が続いて端末がロックされる致命的な二次被害を引き起こす恐れもあります。