サンテゾーン0.05%眼軟膏(総称名:サンテゾーン、一般名:デキサメタゾン)は、強力な抗炎症作用を持つ合成副腎皮質ホルモン製剤です。日経メディカル処方薬事典や参天製薬の公式添付文書の記載によると、本剤1g中にはデキサメタゾン0.5mg(0.05%)が含有されています。
外用ステロイド(皮膚用)の世界では、効果の強さが5段階(最も強い「ウィーク」から最も強力な「ストロンゲスト」)に分類されますが、眼科用ステロイドにおいては皮膚用とは異なる独自の強度評価がなされます。一般に眼科領域で頻用されるフルオロメトロン(フルメトロン等)が「マイルド〜ミディアム」に位置づけられるのに対し、デキサメタゾンを主成分とするサンテゾーンは、「ストロング(強力)」に相当する高い抗炎症活性を誇ります。
この強力な作用によって、白血球の遊走を抑制し、毛細血管の透過性亢進を抑え、アレルギー反応や過剰な免疫応答による組織の腫脹をスピーディーに鎮静化させます。主にアレルギー性結膜炎、春季カタル、眼瞼炎(まぶたの炎症)、術後の強い炎症反応の抑制などに劇的な効果を発揮します。