福岡県出身の野間口徹は、地元屈指の進学校である福岡県立筑紫高校を卒業後、長野県にある国立の信州大学農学部森林科学科へと進学しました。もともとは俳優志望ではなく、生物や自然環境に興味を持ち「高校の理科教師」を目指しての大学生活でした。
人生の転機が訪れたのは大学時代です。先輩からの熱心な勧誘を受けて演劇サークルへ足を踏み入れたことで、表現の面白さに没頭。次第に芝居への情熱が教員への夢を上回り、本格的に役者の道を志す決意を固めました。
理系出身ならではの緻密な役作りや、理知的な佇まいは、この豊かな自然に囲まれた信州大学時代と学問研究のバックボーンから育まれたものと言えます。