広大な100坪の土地には多くのメリットがある一方、引き渡し後に「ここまで広くなくてもよかった」と後悔を口にするオーナーも存在します。主な理由は以下の3点に集約されます。
① 外構のメンテナンスと雑草処理の重労働
敷地のうち建物以外の面積が50〜60坪残るため、適切な雑草対策(コンクリート打設や防草シート+砂利敷き)を行わないと、春から夏にかけて草むしりに追われ続けることになります。庭木の剪定やウッドデッキの定期補修など、維持費と手間の負担は軽視できません。
② 固定資産税の「小規模住宅用地の特例」上限オーバー
住宅用地に対する固定資産税には優遇措置があり、住宅1戸あたり200平米(約60.5坪)までの部分は「小規模住宅用地」として課税標準額が6分の1に減額されます。しかし、200平米を超える残りの面積(100坪なら約130平米分)は「一般住宅用地」となり、3分の1の減額にとどまります。土地の評価額が高いエリアでは、毎年納める税額が予想以上に高くなるケースがあるため注意が必要です(※二世帯住宅で構造上2戸と認められる場合は400平米まで1/6が適用可能)。
③ 利便性とのトレードオフ
予算の制約から100坪を優先した結果、駅から遠いバス便エリアや生活インフラの乏しい郊外を選んでしまい、日々の通勤や子どもの通学に不便を感じるパターンも散見されます。