7月9日は何の日?絶叫マシン誕生から浅草ほおずき市の由来まで総点検

7月9日は何の日?絶叫マシン誕生から浅草ほおずき市の由来まで総点検

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スリルと興奮の記念日と軌を一にして、東京の下町では静謐な祈りと夏の風情が交錯する伝統行事が執り行われます。それが、東京都台東区の金龍山浅草寺で毎年7月9日と10日に開催される「四万六千日(しまんろくせんにち)」と「ほおずき市」です。

浅草寺の寺伝によると、この日に参拝すると一日で46,000日分(約126年分)の日参をしたのと同じ功徳が得られると伝えられています。46,000という数字の起源には諸説ありますが、米一升分に含まれる米粒の数が約46,000粒であり、「一升」が「一生」に通じることから、人間の一生分の息災延命を祈願する象徴となったという説が有力です。

境内に約百軒もの露店が立ち並ぶ「ほおずき市」の起源は、江戸時代の明和年間(18世紀後半)に遡ります。かつて青梅の寺院で雷除けの功徳があるとされたホオズキが、浅草寺の四万六千日と結びつき、赤く実を結ぶホオズキの実を呑めば腹痛や癪(しゃく)の病を鎮めると信じられたことから大流行しました。現在でも、職人が丹精込めて育てた鉢植えのホオズキと、涼やかな音色を奏でる江戸風鈴が境内を彩り、夏の訪れを告げる風物詩として受け継がれています。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。