日清戦争の風刺画が暴く130年の真実!ビゴーが描いた魚釣りの罠

日清戦争の風刺画が暴く130年の真実!ビゴーが描いた魚釣りの罠

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Q1:風刺画の中の「魚」には何と書かれているのですか?
A1:魚の腹部にはフランス語で「COREE」と記されています。これは当時の朝鮮(李氏朝鮮)を指しており、日本と清が主権や影響力を奪い合っていた歴史的事実を表しています。

Q2:右側に描かれている清国の人物が「魚釣り爺さん」と呼ばれるのはなぜですか?
A2:清国の人物は伝統的な満州民族のゆったりとした衣装を身にまとい、長いキセルを口にして腰を落としているため、初見で「のんびり釣りを楽しむお爺さん」に見えることからそう呼ばれることがあります。しかし実際には、当時の清国そのものを擬人化した描写です。

Q3:なぜビゴーは日本政府に厳しく取り締まられなかったのですか?
A3:ビゴーが風刺画を発表していた居留地(横浜など)には治外法権(領事裁判権)が及んでいたため、当時の明治政府の法律や言論統制で即座に処罰することが困難でした。ただし、条約改正によって治外法権が撤廃される1899年、ビゴーは身の危険や活動の限界を感じて日本を去り、フランスへ帰国しています。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。