自宅で作る本格びわ茶の作り方|産毛取りと焙煎のコツ・効能と毒性を徹底検証

自宅で作る本格びわ茶の作り方|産毛取りと焙煎のコツ・効能と毒性を徹底検証

自宅で作る本格びわ茶の作り方|産毛取りと焙煎のコツ・効能と毒性を徹底検証の全体像を詳しく解説してご紹介します。

自宅でプロ級の味を再現する、本格的なびわ茶の加工プロセスをステップ順に解説します。

ステップ1:最大の難関「びわ茶の産毛の取り方」

ビワの葉の裏面には、外敵や乾燥から身を守るための細かな「綿毛(産毛)」がびっしりと生えています。この産毛が残ったままお茶を煮出すと、お湯が濁るだけでなく、飲んだ際に喉の粘膜を刺激して激しい咳き込みやイガイガ感の原因になります。

流水を当てながら、硬めのタワシ(亀の子束子)またはメラミンスポンジを使い、葉脈に沿って根元から先端へ向かって強めに擦り落とします。乾いた状態で行うと微細な毛が空気中に舞い散り、吸い込んでむせる恐れがあるため、必ず水に濡らした状態で作業するのがプロの裏ワザです。擦り終えたら葉裏を確認し、茶色い毛が完全に消えて白緑色の地肌が見えるまで磨き上げてください。

ステップ2:天日干しによる乾燥方法

きれいに洗った葉は、水気を清潔な布巾でしっかりと拭き取ります。次に、ハサミや包丁を使って幅5mm〜1cm程度の短冊状に刻んでいきます。丸ごとの状態で干すよりも、細かく刻んでから乾燥させたほうが内部の水分が抜けやすく、カビの発生を劇的に防止できます。

刻んだ葉を通気性の良い平ザルや干し網に重ならないように広げ、風通しの良い日なたで3〜5日間ほど天日干しにします。指で触ったときにパリッと音を立てて砕ける程度まで完全に水分を飛ばすことが、長期保存とクリアな味わいを実現する必須条件です。天候が崩れやすい季節は、仕上げに電子レンジ(600Wで1分ずつ様子を見ながら加熱)を併用すると失敗しません。

ステップ3:フライパン焙煎で香ばしさを引き出す

天日干しを終えた茶葉は、最後に「乾煎り(焙煎)」を施すことで、特有の青臭さが消え、芳醇なこうばしさが生まれます。

油を引いていない清潔なフライパンに乾燥葉を広げ、極弱火〜弱火で木べらを絶え間なく動かしながら10〜15分間じっくりと煎り上げます。パチパチと小さな音が立ち始め、葉が深い赤褐色に色づき、キッチン全体にほうじ茶のような甘い香気配が漂ってきたら火を止めます。強火で一気に炒ると外側だけが焦げて苦味の原因になるため、焦らず弱火で熱を通すのが最大のコツです。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。