モンステラの葉が割れない決定打とは?切れ込みを出す育成の極意

モンステラの葉が割れない決定打とは?切れ込みを出す育成の極意

モンステラの葉が割れない決定打とは?切れ込みを出す育成の極意に関する質問を分かりやすくまとめました。詳細な解説をご覧ください。

モンステラが割れるまで何年かかるのかという疑問に対する答えは、栽培環境だけでなく「どの品種を育てているか」によって大きく変動します。市場に流通しているモンステラの大半は、大型種の「デリシオーサ(Monstera deliciosa)」か、中型でつる性の「アダンソニー(通称ボルシギアーナ/Monstera adansonii var. borsigiana)」のいずれかです。

種から発芽したばかりのモンステラ 幼苗 葉の形は、どちらの品種であっても直径数センチのハート型であり、切れ込みは一切存在しません。ここから葉が割れるまでのプロセスには、両種間で明確な差異が存在します。

比較項目デリシオーサ(Deliciosa)ボルシギアーナ(Borsigiana)編集部の見解・判別ポイント切れ込みが出るまでの期間実生から約2〜3年(葉の枚数で5〜7枚目以降)挿し木・実生から約1〜1.5年(成長スピードが速い)ボルシギアーナの方が初期の展開は早い茎と節間(せっかん)の特徴節間が詰まり、横に太くどっしりと立ち上がる節間が長く、つる植物のように上へ這い登る茎の太さと伸び方で容易に識別可能葉柄(ようへい)のフリル成熟すると葉の付け根に波打つ「ヒダ(フリル)」が出る成熟しても葉柄は滑らかでフリルが出ない成葉の決定的な形態鑑別点成葉のサイズと切れ込み数巨大(60〜100cm超)、深い切れ込み+中央の穴(窓)中型(30〜50cm程度)、主脈までの切れ込みが主ダイナミックさを求めるならデリシオーサ一択

このように、モンステラ デリシオーサ ボルシギアーナ 違いを理解することは極めて重要です。デリシオーサの実生小苗を購入した場合、どんなに栽培管理が完璧であっても、株が成熟サイズに達するまでの2〜3年間は丸葉が続くのが自然の摂理です。焦って過度な施肥や水やりを行うと、かえって根を傷める原因になります。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。