確定拠出年金利用者のコミュニティや実態調査に耳を澄ませると、当ファンドに対する評価は「長年放置して大きな利益を得た成功組」と「相場変動の恐怖から機会損失を出した慎重組」で二極化しています。
大手メーカーに勤務する40代の男性社員は、社内ポータルでの情報共有をもとに次のように振り返っています。「入社当時は投資の知識がなく、デフォルト設定の定期預金に10年間放置していました。同僚が『DC外国株式インデックスLに全額振っていたら資産が数百万円増えていた』と話すのを聞いて衝撃を受け、2020年以降に元本確保型から一括でスイッチングしました。途中で為替の乱高下はありましたが、結果として老後資金の不安が劇的に軽減されました」。
一方で、制度特有の課題として「企業型確定拠出年金 銘柄変更の経緯」を巡る迷走も報告されています。運用商品見直し(プラン改定)の際、会社側がより信託報酬の低い競合ファンドを採用したにもかかわらず、既存の加入者がその通知を見落とし、漫然と従来ファンドで買い付けを続けていた事例が散見されます。スイッチング(預け替え)を行うべきか、毎月の配分変更だけで済ませるべきかという実務的な判断に悩む加入者は後を絶ちません。