本体の毛束は外れたものの、自毛の根元に強力な接着糊が残り、指が通らないほどの「ベタつきの塊」になってしまうトラブルが多発しています。新潟市で髪質改善を手がけるサロン「Decentage」などの美容師からも「シールエクステの最大の難関は、外した後の粘着カスをいかにキレイに取り除くかにある」という現場の指摘がなされています。
粘着剤がベタベタして取れない事態に陥った場合は、決して指で無理やり引きちぎろうとせず、以下のレスキュー工程を実行してください。
1. オイル塗布と密歯コーム(目の細かいクシ)の連動
ベタつく部分に再度クレンジングオイルまたはベビーオイルを適量馴染ませます。粘着成分を油分でコーティングしたら、密歯コーム(テールコームの細い目など)を根元付近に差し入れ、毛先に向かって小刻みに滑らせます。糊の塊がコームの目に絡め取られてシート状に浮き上がってきます。コームに付着した糊はその都度ティッシュで入念に拭き取ってください。
2. シャンプー前の乳化とコンディショナー前処理
油分と糊が混ざり合った状態の頭髪は、通常のシャンプー泡だけでは弾かれてしまい洗浄できません。風呂場に入る直前、乾いた髪のベタつき箇所にトリートメントやコンディショナーを原液のまま揉み込みます。コンディショナーに含まれる高濃度の界面活性剤とエモリエント成分が残存粘着剤とオイルを包み込み、ぬるま湯で洗い流す際に驚くほどスッキリと流し落とせます。その後、通常のシャンプーで2度洗いを行えば、元のサラサラな指通りが完全に復活します。