Q1:ジャヌビアとグラクティブに効果や成分の違いはありますか?
A1:一切の違いはありません。どちらも同一の有効成分「シタグリプチンリン酸塩水和物」を含む同一薬剤です。開発元と販売元の提携によって別々の販売名が付けられている併売品(コ・プロモーション)であり、錠剤の刻印や包装デザインが異なるのみで、効果、用法・用量、副作用リスクは完全に同等です。
Q2:トラゼンタはなぜ腎臓が悪くても減量しなくていいのですか?
A2:主たる排泄経路が「腎臓(尿)」ではなく「肝臓・胆汁(便)」であるためです。多くのDPP-4阻害薬は尿中に排泄されるため腎機能が衰えると薬が体内に蓄積しますが、トラゼンタは約90%が胆汁を介して便中に排泄されます。そのため、腎機能障害のステージや透析の有無に関わらず、通常用量の5mgをそのまま安全に服用できます。
Q3:週1回の飲み薬(ザファテック・マリゼブ)を飲み忘れたらどうすればいいですか?
A3:気づいた時点で直ちに定められた1回分を服用し、以後はあらかじめ設定していた本来の曜日に合わせて服用を継続します。ただし、次の本来の服用日までの間隔が近い(例えば1〜2日後など)場合は、飲み忘れ分はスキップして次の予定日から服用することが推奨されます。絶対に2回分を一度にまとめて飲んではいけません。迷った場合は速やかにかかりつけ医や薬剤師に相談してください。
Q4:DPP-4阻害薬を飲むと太ることはありますか?
A4:DPP-4阻害薬そのものが原因で太ることは基本的にありません。血糖値が高い時だけインスリン分泌を促す仕組みのため、余剰なインスリンが脂肪を蓄積させるリスクが極めて低く、体重に対しては「中立(増えも減りもしない)」と評価されています。もし服用開始後に体重が増加している場合は、食事療法の緩みや、併用している他の糖尿病薬(インスリンやSU薬など)の影響を精査する必要があります。