盛岡一高の偏差値と合格ボーダー徹底検証!難関大進学実績の真相

盛岡一高の偏差値と合格ボーダー徹底検証!難関大進学実績の真相

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ネット上の掲示板や知恵袋などでは、時に「盛岡一高は偏差値69〜70もあるのに、首都圏の同等偏差値校と比べて早慶上智やMARCHの合格実績が少なく見えるのはなぜか」という疑問が投じられることがあります。しかし、この見方は地方トップ公立進学校の受験構造を誤認した典型的な盲点です。

首都圏の高校受験における偏差値70校(日比谷高校、開成高校、慶應義塾高校など)と、岩手県の盛岡一高では、「志望校選択の哲学」と「受験戦略」が根本的に異なります。

首都圏の高校生は通学圏内に難関私立大学が多数存在するため、早慶上智やMARCHを第1志望、あるいは併願校として1人で4〜6学部を受験するのが一般的です。そのため合格者延べ人数が大きく膨らみます。

対照的に、盛岡一高生の大半は「第1志望は国公立大学(特に東北大学・東大・岩手大医学部など)」という強い信念を持っています。私立大学はあくまで国公立不合格時の抑え、あるいは共通テスト利用入試のみで出願するケースが多く、首都圏私立大学を乱れ打ち受験する生徒はごく少数派です。

さらに、同校には「妥協して私立に進学するくらいなら、1年浪人してでも東北大や東大、医学部を目指す」という骨太な進学気風が存在します。この「国公立至上主義」と「第一志望貫徹主義」の文化こそが、私立大合格者数の見かけの少なさの真相であり、学力の低さを意味するものでは決してありません。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。