Q1:冬場になるとハエトリソウの葉が小さくなり、黒くなって枯れてきたのですが死んでしまったのでしょうか?
A1:枯死ではなく「正常な冬眠」である可能性が極めて高いです。ハエトリソウは11月頃から寒さを感じると、冬越しのためにロゼットを地面に密着させ、夏場の葉を自ら枯らして中心部の鱗茎(バルブ)に養分を蓄えます。春になれば力強い新芽が再び展開しますので、絶対に捨てず、凍結しない屋外の日陰〜半日陰で腰水を切らさず管理を続けてください。
Q2:ウツボカズラの袋の中に水が入っていません。水道水を足したほうがいいですか?
A2:購入直後の輸送などで中の液がこぼれてしまった場合、袋の深さの1/3〜1/4程度までカルキ抜きした水を補充するのは有効です。ただし、正常に育っていれば植物自身が根から吸い上げた水分と消化酵素を袋の底に分泌します。乾燥して袋自体が茶色く枯れ始めている場合は、水を入れるよりも周囲の湿度を高める(霧吹きやガラス容器での管理)ことが先決です。
Q3:どうしても部屋の中で育てたいのですが、日光が足りません。市販のデスクライトでも代用できますか?
A3:一般的な読書用LEDスタンドでは光量(PPFD値)と波長が圧倒的に不足し、間延び(徒長)して枯れる原因になります。室内で育てる場合は、植物育成専用に設計された高演色LEDライト(BARRELやHaruDesign等の照射距離30cmで照度20,000ルクス以上を確保できるもの)を使用し、1日10〜12時間照射してください。
Q4:大きく育てたいので、定期的に液肥を与えてもいいですか?
A4:土壌への液肥投与は厳禁です。根が壊死して枯れる原因の第1位です。どうしても生育を早めたいプロレベルの管理を行う場合は、成長期の初夏に限り、市販の液体肥料(ハイポネックス等)を規定倍率の数倍〜10倍(2,000倍〜5,000倍希釈)に極めて薄め、ウツボカズラの袋の中に数滴注入するか、モウセンゴケの葉に極微量を霧吹きする「葉面散布」に留めてください。