来客時のお茶の出し方完全ガイド!順番や位置と恥をかかない新常識

来客時のお茶の出し方完全ガイド!順番や位置と恥をかかない新常識

今注目を集めている 来客時のお茶の出し方完全ガイド!順番や位置と恥をかかない新常識について、詳しいまとめを整理して公開しています。

「自分は基本を知っている」と思い込んでいる人ほど陥りがちなのが、無意識の動作による失礼です。オフィス現場で実際に起きたお茶出しNGマナーと失敗例を検証すると、相手に対する思いやりが欠落した機械的な動作が目立ちます。

最も厳禁とされるのが、商談相手が広げている書類やPC画面の上を湯呑みが通過する「空中横断(腕越え)」です。万が一お茶がこぼれたり水滴が落ちたりすれば、顧客の重要データや機密書類に致命的な損害を与えます。配膳は必ず相手の斜め後ろ、あるいは書類の障害物がない開けた角度から静かにアプローチするのが鉄則です。

また、お茶菓子の出す順番と位置についても、ネット上での誤解や現場での混乱が絶えません。正式なマナーでは「お菓子が先、お茶が後」とされています。これは口の中にお菓子の甘味を行き渡らせた後に、お茶の渋味と香りを味わってもらうという懐石料理や茶道に由来する理に適った順序です。現代のビジネス会議では同時にお盆に乗せて運ぶことがほとんどですが、置く順番としては、まず相手から見て左側にお菓子を配置し、その後に右側にお茶を置きます。楊枝(黒文字)が添えられている場合は、刃先が左を向くように手前にセットします。

さらに見落とされがちな盲点として、「湯呑みの絵柄の向き」があります。外側に美しい絵柄や金彩が施されている湯呑みの場合、絵柄がある面が「正面」です。相手が手に取ったときにその絵柄が美しく見えるよう、正面を相手に向けて提供するのが日本古来の奥ゆかしい配慮です。無地の湯呑みであっても、茶托の木目の向き(木目が横=自分から見て水平になるように置くのが基本)にまで心を配ることが、洗練されたお茶の出し方ビジネスマナーの真髄と言えます。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。