血栓症になりやすい人の特徴と初期症状|足のむくみ片方に潜む危険サイン

血栓症になりやすい人の特徴と初期症状|足のむくみ片方に潜む危険サイン

血栓症になりやすい人の特徴と初期症状|足のむくみ片方に潜む危険サインに関する主要なデータを丁寧に解説いたします。

Q1:足のむくみが片方だけに出るのと両方に出るのでは、何が違うのでしょうか?
A1:両足が均等にむくむ場合は、塩分の摂りすぎ、立ち仕事による一般的な静脈うっ滞、あるいは心臓・腎臓・肝臓などの内臓機能低下が疑われます。一方で、片方の脚だけが急激に太くなり、張り感や痛みを伴う場合は、その脚の太い静脈内に血栓が詰まる「下肢深部静脈血栓症」の可能性が極めて濃厚です。血管閉塞の局所サインであるため、見過ごさずに直ちに血管外科や循環器内科を受診してください。

Q2:低用量ピルを服用中ですが、足が痛むときは服用を中止すべきですか?
A2:自己判断での急な服用中断はホルモンバランスの乱れを招くため推奨されませんが、ふくらはぎの激痛、激しいむくみ、息切れや胸痛、激しい頭痛などの「ACHES(血栓症の危険徴候)」が現れている場合は直ちに服用を中止し、処方医または救急医療機関へ連絡してください。受診時には必ず「低用量ピルを服用中であること」を医師に告げることが正確な診断への必須要件です。

Q3:健康診断の血液検査で血栓症を見つけることはできますか?
A3:一般的な職場の健康診断で行われる血液検査項目(AST、ALT、コレステロール、血糖値など)では、血栓そのものの有無を判定することはできません。血栓の疑いがある場合は、血栓が分解される際に生じる「Dダイマー」という特殊な凝固・線溶マーカーの測定が必要です。強いリスク要因や前兆症状を自覚している場合は、自発的に循環器内科を受診してDダイマー検査や下肢静脈エコー検査を希望してください。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。