久留米附設高校の偏差値76の真相|東大・医学部実績と倍率を徹底分析

久留米附設高校の偏差値76の真相|東大・医学部実績と倍率を徹底分析

久留米附設高校の偏差値76の真相|東大・医学部実績と倍率を徹底分析にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

九州の私立最高峰を語る上で欠かせないのが、鹿児島の名門ラ・サール高校との比較です。昭和から平成中期にかけては「東の開成、西のラ・サール」と称され、ラ・サールが全国から秀才を集めて圧倒的な存在感を誇っていました。しかし2010年代以降、ラ・サール高校との難易度比較において久留米附設が優位に立つ局面が定着しています。

項目久留米大学附設高等学校ラ・サール高等学校(鹿児島)編集部の見解・分析高校偏差値76(共学・九州最上位)74〜75(男子校)共学化による優秀女子の獲得で附設が偏差値面でリード。1学年の定員約200名(高入生約40名)約240名(高入生約80名)附設は高入枠を絞り込み、中高一貫教育の密度を重視。進路の志向性東大・九大医学部など国公立医志向が極めて強い東大中心(文系含む)+全国医学部への分散進学附設は九州圏内での圧倒的実利(医学部)志向が顕著。校風・生活環境自主自律・自由闊達。福岡都市圏から通学多数カトリック精神に基づく厳格指導・大規模寮生活家庭からの通学希望者や自律学習型は附設を選ぶ傾向。

両校のパワーバランスが変化した最大の要因は、地理的利便性と少子化に伴う保護者の意識変化です。久留米市は博多駅から新幹線やJR快速、西鉄特急を使えば30分から40分圏内に位置し、福岡都市圏から無理なく自宅通学が可能です。「親元を離れさせて全寮制で鍛え上げる」という昭和・平成初期の教育モデルから、「手元に置いて良質な通学教育を受けさせたい」という近年の家庭ニーズのシフトに合致したことが、久留米附設優位の構造を決定づけました。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。