アメリカにおける時刻計算で最も注意を払うべき要素が、毎年実施されるサマータイム制度(Daylight Saving Time:デイライトセービング)です。日の出が早くなる春から秋にかけて時計を1時間進め、日照時間を有効活用する目的で運用されています。
2026年におけるアメリカのデイライトセービング期間は、以下のスケジュールで進行します。
- 開始日(時計を1時間進める):2026年3月8日(日)午前2:00 → 午前3:00へジャンプ
- 終了日(時計を1時間戻す):2026年11月1日(日)午前2:00 → 午前1:00へバック
春の切り替え日には深夜2時が瞬時に3時へと変更されるため睡眠時間が1時間削られ、秋の切り替え日には深夜2時が再び1時に巻き戻されます。この期間中はアメリカ国内の時刻が1時間前倒しになるため、結果として日本との時差が通常より「1時間短縮」されます。
ただし、全米で一律にサマータイムが導入されているわけではありません。ハワイ州全域、およびアリゾナ州の大半(ナバホ・ネイションを除く)、プエルトリコやグアムなどの領土ではサマータイムを導入しておらず、年間を通じて標準時が維持されます。アリゾナ州の取引先と連絡を取る際は、隣接するカリフォルニア州と夏場だけ同じ時間になるなど、特有のズレに配慮が求められます。