各チェーンの個性を最も端的に体現しているのが、長年磨き抜かれてきた看板メニューの数々だ。定番から常連人気の高い逸品まで、押さえておくべき代表作を整理した。
丸亀製麺:原点にして頂点と言えるのが「釜揚げうどん」だ。茹で釜から直接引き揚げた熱々の麺を、濃いめの特製つゆにつけて食べるスタイルは、小麦本来の甘みと香りをダイレクトに堪能できる。毎月1日の「釜揚げうどんの日」は半額で提供され、全国で長蛇の列を作る風物詩となっている。濃厚な玉子と明太子の塩気が絡む「明太釜玉うどん」も外せない。
はなまるうどん:不動の人気を誇るのが「温玉ぶっかけ」である。濃口醤油ベースの特製タレと半熟卵が絶妙に絡み合い、シンプルながら完成度が高い。また、野菜をたっぷり摂取できる「コクうまサラダうどん」は、焙煎胡麻ドレッシングのコクと麺の喉ごしがマッチした、同社ならではのロングセラーだ。
資さんうどん:注文率トップを誇るのが「肉ごぼ天うどん」だ。器からはみ出す長さのサクサクとしたスティック状ごぼう天と、甘辛く煮込まれた牛肉が出汁に溶け出し、食べ進めるごとに旨味が深化する。食後や持ち帰り用に注文される「名物ぼた餅」は、北海道産小豆の控えめな甘さがうどんの塩気と見事な調和を見せる。
山田うどん食堂&つるとんたん:山田うどんでは、甘辛いもつ煮込みをご飯にのせた「パンチセット」が圧倒的な存在感を放つ。つるとんたんでは、洗練された大鉢で供される「明太子のおうどん」や「特製カルボナーラのおうどん」が、エンターテインメント性とリッチな食体験を提供している。