ロードサイドのガッツリ系とは一線を画すのが、埼玉県深谷市が誇る伝統野菜「深谷ねぎ」を主役にしたご当地ラーメンです。深谷ねぎは糖度が10〜15度前後に達することもあり、冬場には果物並みの甘みを蓄えることで知られています。
深谷周辺の名店では、この素材の良さを活かすために多彩な調理技法が用いられています。生の白髪ネギをどっさりと盛るスタイルだけでなく、直火で香ばしく焼き目をつけた「焼きネギ」、低温の油でじっくり香りを移した「ネギ油」などを一杯の丼の中で重層的に重ね合わせます。淡麗な醤油スープや塩スープと合わせることで、ネギ本来の芳醇な香りととろけるような甘みがダイレクトに伝わり、全国のラーメン通を唸らせる仕上がりとなっています。