行政の取締りだけでは救えない当事者たちへ手を差し伸べるのが、草の根で活動する民間団体だ。なかでもNPO法人PAPSをはじめとする女性支援組織は、夜間の大久保公園周辺で直接声をかけ、温かい飲み物や避難場所を提供するアウトリーチ活動を継続している。
現場の支援員は、単に路上から連れ出すだけでなく、シェルターの確保、弁護士を通じた過剰債務の整理、精神的ケアに至るまで包括的なサポートを行う。「捕まえること」ではなく「生きてやり直せる環境を整えること」こそが、この問題の根本解決に必要なアプローチであると現場は強く訴えている。