SNSやネット掲示板などで散見される「つけまのりがない時にアイプチや文具用ボンド、絆創膏の粘着剤で代用できるか」という言説には、重大な医学的リスクが存在します。
二重形成用のアイプチは「皮膚同士を貼り合わせる」目的で設計されており、つけまつげのナイロン軸や芯を固定するための引張強度は想定されていません。結果としてすぐに剥がれるだけでなく、必要以上に厚塗りしてまぶたに過度な負担をかけます。
さらに危険なのは、木工用ボンドや瞬間接着剤等の文具・工業用接着剤の流用です。これらに含まれる有機溶剤やホルムアルデヒド、防腐剤は、目に入った場合に角膜潰瘍や重度の化学熱傷を引き起こし、最悪の場合は失明に至る恐れがあります。つけまのりがない状況であっても、化粧品基準を満たしていない接着剤を代用することは絶対に避けてください。