Q1:野口英世が発見した黄熱病の病原体は、なぜ現代で否定されたのですか?
A1:野口が発見したと主張した「レプトスピラ・イクテロイデス」は細菌の一種ですが、黄熱病の真の病原体は「黄熱ウイルス」だからです。当時野口が調査した地域では黄熱病と似た症状を示すワイル病(レプトスピラ症)が混在しており、野口はワイル病の細菌を誤って黄熱病の病原体と特定してしまいました。
Q2:野口英世の本当の死因は何だったのですか?暗殺などの噂は本当ですか?
A2:公式な病理解剖および記録により、死因は「黄熱病」であることが証明されています。ネット上で囁かれる暗殺説などは根拠のない俗説です。ガーナのアクラにある研究所で、患者の血液や感染動物を扱う実験中に感染したとされています。
Q3:黄熱病のワクチンは誰が開発したのですか?
A3:ロックフェラー財団のマックス・タイラー博士らが1937年に開発した「17D弱毒生ワクチン」が世界初の有効な黄熱病ワクチンです。タイラーはこの功績により1951年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
Q4:野口英世が千円札の肖像になった理由は何ですか?
A4:2004年に財務省が千円札の肖像に選定した理由は、過酷な貧困と障害を克服して世界的な医学者として国際社会で活躍した「不屈の努力と科学技術立国日本の象徴」としての社会的認知度が高かったためです。2026年には北里柴三郎へと肖像が交代しました。