坂口杏里さんの顔の変化を巡っては、インターネット上で多くの誤解や誇張された情報が拡散されてきました。ジャーナリズムの視点から、特に検証すべき2つの盲点を是正します。
第一の誤解は、「顔が変わった原因のすべてが外科的整形手術である」という見方です。実際には、15kg以上におよぶ極端な体重減少(激やせ)が骨格の見え方を根本から変えていました。頬の脂肪が極限まで落ちたことで目や鼻の骨格が不自然に浮き彫りになり、それが「過度な骨削りや極端なプロテーゼ挿入を行った」と誤認された側面が多分にあります。
第二の誤解は、「本人が整形を完全に隠蔽していた」という言説です。坂口さんは自身のブログやインスタグラム、YouTubeにおいて、二重の埋没やヒアルロン酸注入、肌管理の施術などを比較的オープンに報告していました。世間が「疑惑の追及」として騒ぎ立てる一方で、当人は自己演出や自己変革の一環として施術を公表していたというギャップが存在します。