ピロートーク(Pillow talk)は英語に由来する言葉で、直訳すると「枕元の会話」です。具体的には、性行為を終えた直後から眠りにつくまでの間に、ベッドの上で横たわりながら交わす親密なコミュニケーションを指します。単に言葉を交わすだけでなく、抱きしめ合ったり、髪や肌に触れ合ったりするベッドの上のスキンシップもすべてピロートークの一部に含まれます。
性科学やカップルセラピーの研究において、行為後の時間は「ポスト・コイタル・タイム(行為後時間)」と呼ばれ、性行為そのものと同等、あるいはそれ以上に関係の持続性を決定づける要素だと実証されています。行為の最中だけでなく、行為の後にどのようなコミュニケーションを取るかによって、パートナーが「愛されている」と感じるか、あるいは「都合よく利用されただけ」と感じるかが分かれます。
ピロートークの最大の効果・メリットは、「絆ホルモン」や「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンの分泌が持続・促進される点にあります。行為後のリラックスした状態で肌を触れ合わせながら穏やかなトーンで話すことで、互いの副交感神経が優位になり、深い心理的安心感と信頼関係が築かれます。