ネット上のQ&AコミュニティやSNSで毎月のように投稿されるのが、「アプリを消したのにクレジットカードから会費が引き落とされ続けている」という悲鳴です。
これは、「アプリ削除」と「サブスクリプション(定期購読)の解約」は連動していないというAppleの仕様を誤解している典型例です。Appleの公式サポートドキュメントでも「アプリを削除しても、定期購読は自動的にキャンセルされません」と明確に警告されています。
月額課金を止めるには、アプリを長押しして消す前に、「設定」>「自分の名前(Apple ID)」>「サブスクリプション」へ進み、該当サービスの契約を手動でキャンセルしなければなりません。この順序を怠ると、端末から姿を消したアプリに対して毎月数百円から数千円を無駄に支払い続けることになります。
もうひとつの誤解が、「App Storeの雲マーク(購入履歴)が消えないため、過去に使っていたアプリが他人にバレる」という悩みです。App Storeで一度でも入手したアプリは、端末から完全に削除しても「購入済み」の台帳に記録され、雲マークとして表示されます。完全に履歴を消去することはAppleの仕様上できませんが、App Storeのアカウント画面から「購入済み」を開き、該当アプリを左にスワイプして「非表示」にすることで、人目に触れないよう隠蔽することは可能です。