2009年のドラマ放送当時、インターネット掲示板やSNS上では本田速人のキャスティングに対して激しい議論が交わされました。
放送前のキャスト発表段階では、「本田はスマートなイケメン風のキャラのはず」「体型が原作と違いすぎる」といった否定的な意見や戸惑いが先行していました。原作への思い入れが強いファンほど、外見の乖離に対してシビアな目を向けていたのが実情です。
ところが、実際に第5話がオンエアされるとネット上の評価は一変します。内山信二の振り切った怪演、バイクに乗った瞬間のテンションの落差、そして香取慎吾演じる両津とのテンポの良い掛け合いが視聴者の笑いを誘いました。「見た目の違いを一瞬で忘れさせるほどの怪演」「これはこれでこち亀のギャグとして完全に成立している」と絶賛する声が急増。視覚的なリアリティよりも「ギャグとしての面白さと熱量」を重視した実写化として、肯定的な支持を勝ち取りました。