多くの来場者が楽しみにしていたイベントの裏で、一体何が起きていたのか。問題となった焼き菓子店「ハニーハニーキス (Honey Honey Kiss)」が出品した商品は、納豆のような異臭や糸を引く粘り気が報告され、即座に深刻な事態へと発展した。
調査や報道によって明らかになった最大の要因は、製造環境における無防備な保管体制と、極めて過酷なスケジュールだ。防腐剤や保存料を使用しない手作りマフィンを数千個規模で事前製造しながら、適切な冷凍・冷蔵設備を欠いたまま室温で放置していた。室温の変動や湿度、製造から販売までの日数が重なり、結果として致命的な腐敗が進んだと分析されている。被害者からの体調不良の訴えが相次ぎ、回収対象となる商品数は爆発的に膨れ上がった。