京都国際高校が甲子園に出場する際、テレビ画面に表示される歌詞字幕(テロップ)は視聴者の間で毎回大きな注目を集めてきました。
焦点となったのは、歌詞の第1節にある「동해(トンヘ)」という語句です。韓国において「東海」は日本海を指す呼称として国際的な呼称問題の対象となっているため、公共放送であるNHKがこれをどのように翻訳・表示するかが議論の的となりました。
NHKの中継画面では、歌詞字幕として「東の海を渡ってきた 大和の地は」というテロップが表示されています。これについてNHK広報および報道関係資料によると、中継時の校歌テロップは放送局が独自に翻訳したものではなく、日本高等学校野球連盟(高野連)を通じて学校側から提出された公式の日本語訳をそのまま尊重して使用していると説明されています。
民放各局(MBSなど)のインターネット配信やダイジェスト番組でも同様のテロップ表示が採用されており、政治的・領土的な主張としてではなく、教育機関が制定した校歌の原文訳として中立的に扱う運用が定着しています。