ナスの肉巻きの味わいを決定づけるのが調味料のバランスです。ご飯が進む定番の味付けから、晩酌のお供に最適な爽やかアレンジまで、失敗しないプロの調合比率を把握しておけば、日々のレパートリーが格段に広がります。
王道として君臨する甘辛タレ・照り焼きの味付けの黄金比は、以下の配合が基本です。
【絶品!甘辛照り焼きタレの黄金比率(2〜3人前)】
・醤油:大さじ2
・みりん:大さじ2
・料理酒:大さじ2
・砂糖:大さじ1
(※お好みでおろし生姜やおろしニンニクを各小さじ1/2加えると風味が一層引き立ちます)
一方、暑い季節や脂っこさを抑えたい日には、ナスの肉巻きポン酢仕立てが圧倒的な威力を発揮します。焼き上がった肉巻きに市販の味付けポン酢を回しかけ、軽く煮絡めるだけで、柑橘の酸味と醤油のキレが豚肉の脂を上品に引き締めてくれます。
そして、フライパンを使った焼き方にも明確な鉄則が存在します。フライパンに少量の油(豚バラ肉の場合は油なしでも可)を熱し、「巻き終わりを下にして並べる」ことが最大のポイントです。中火で動かさずに約1分30秒〜2分焼き固めることで、肉のタンパク質が熱変性を起こして接着し、途中で剥がれる事故を完全に防ぐことができます。全体にこんがりと焼き色がついたら蓋をして弱火で約3分蒸し焼きにし、最後にタレを加えて強火で一気に煮絡めれば完成です。