野外でたくましく生きる鳥たちの姿も、素晴らしいネーミングアイデアの宝庫だ。日本野鳥の会が紹介する野生の鳥たちの美しい和名や学名、生態から着想を得る愛鳥家も多い。たとえば、瑠璃色(ルリ)、萌黄(モエギ)、コマドリなど、自然界の色合いや鳴き声に由来する言葉は、時代を超えて色あせない気品を漂わせる。
ただし、実際に名前を確定させる際には、愛鳥自身の聞き取りやすさも重要な決め手となる。鳥は2〜3音程度の短い母音(ア・イ・ウ・エ・オ)がはっきりした音を聞き分けやすいとされる。長すぎる呼び名や複雑な発音は避け、日常の中で呼びかけやすい響きを選ぶことが、愛鳥との心の距離をグッと縮める鍵となる。