受験界隈において、聖心女子大学の偏差値は主要模試(河合塾など)の基準で47.5〜52.5前後に位置しています。最難関私立と比べると一見落ち着いた数値に見えるものの、これは近年の私立大学入試における定員厳格化の緩和や、全国的な女子大の受験者層分散が影響している側面が強く、実質的な入試問題の質や求められる基礎学力は依然として高い水準を保っています。
聖心女子大学は全学生が現代教養学部という1学部8学科(英語文化コミュニケーション、日本語日本文学、歴史社会、人間関係、国際交流、心理、教育、哲芸)に所属する単科学科体制を採用しています。入学時に学科を固定せず、1年次に幅広い教養を学んだ上で2年次から専攻を決定できる「レイトスペシャライゼーション」が導入されている点が大きな特徴です。
特に心理学科や国際交流学科、英語文化コミュニケーション学科は志望者が多く、一般選抜でも安定した人気を誇ります。基礎的な英語読解力と論理的な国語記述力が合否を分ける傾向にあり、単なる知識の詰め込みではなく「自らの考えを文章化する力」が問われる入試設計となっています。