きんに君の代名詞ともいえる「筋肉ルーレット」。胸筋をピクピクと動かしながら「右胸ですか?左胸ですか?どっちなんだい!」と問いかけるネタにおいて、笑いを何倍にも増幅させているのが絶妙な音響演出です。
ルーレットが回っている間の緊迫感を煽るサウンドには、サスペンス調の重厚なストリングスや緊迫したドラムロールが使われ、観客の集中力を極限まで高めます。そして、決断の瞬間に『It's My Life』のサビが爆発音のように鳴り響く構造は、音楽の「タメと解放」を完璧に利用したお笑い演出の最高峰といえます。
「マグマスパゲティ」をはじめとする料理ネタでも、サビの頭に合わせて食材を投入するタイミングへのこだわりは徹底しており、単なるギャグにとどまらない職人技のリズム感が光ります。