背骨が曲がる原因は猫背だけじゃない?隠れた病気の兆候と改善策

背骨が曲がる原因は猫背だけじゃない?隠れた病気の兆候と改善策

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高齢期における著しい姿勢の変化、いわゆる「腰が曲がる」「背中が丸くなる」現象の主因として挙げられるのが、骨粗鬆症の症状に伴う背骨圧迫骨折です。骨強度が著しく低下した状態では、重い荷物を持ち上げた瞬間だけでなく、くしゃみや尻もち、さらには日常生活の動作だけで椎骨が押し潰されるように骨折することがあります。

これが臨床で「いつの間にか骨折」と呼ばれる病態です。骨折時に激痛を伴わず、じわじわと背中が曲がっていくケースが多いため、発見が遅れる傾向があります。複数の椎骨が連続して潰れると、背中が極端に後方へ突出する「円背(えんぱい)」へと移行します。

さらに、長年の物理的負荷によって椎骨に骨棘(骨のとげ)が形成されたり、椎間板がすり減ったりする変形性脊椎症も、高齢者の背骨曲がりを加速させる重大な要因です。背骨が大きく変形すると胸郭が狭まり、肺活量の低下や胃食道逆流症(逆流性食道炎)といった内臓の機能不全を併発するリスクが跳ね上がります。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。