多くの人々が関心を寄せるのが、「なぜ当時ごく普通の女子大生だった眞規子さんが、トップクリエイターと結ばれたのか」という馴れ初めの背景です。
二人の出会いは、眞規子さんが大妻女子大学英文科に在学していた20歳前後の頃に遡ります。彼女が原宿のカフェでアルバイトをしていた際、近くにオフィスを構えていた伸介氏が常連客として訪れたことがきっかけでした。当時から際立つ美しさと自然体の明るさを持っていた眞規子さんに伸介氏が惹かれ、静かに交際へと発展しました。
二人の年齢差は11歳。眞規子さんが大学を卒業する直前の2001年、彼女が22歳、伸介氏が33歳の時にゴールインしました。当時のインタビューやエッセイで眞規子さんは「社会経験がほとんどないまま結婚し、最初は家事や料理に必死だった」と述懐しています。結婚後はすぐに長女を出産し、専業主婦として家庭を支える生活を送っていました。
転機が訪れたのは結婚から数年後、3人の子どもを育てていた眞規子さんがスーパーで買い物をしていた際、『VERY』の編集部にスナップ撮影でスカウトされたことでした。最初は家庭との両立に迷いを見せていた眞規子さんに対し、伸介氏は「楽しそうじゃないか。自分の世界を広げておいで」と背中を押したといいます。妻の個性を束縛せず、社会で輝くことを全力で応援する夫の包容力こそが、今日のカリスマモデル「タキマキ」を誕生させた決定的な要因でした。