香美キャンパスへの通学において、生命線となるのがJR土佐山田駅からの動線です。高知工科大学香美キャンパスへのアクセスは、高知駅からJR土佐山田駅まで特急で約12分、普通列車で約25分。そこから路線バスを利用するのが基本ルートとなります。
日々の通学で重要となるのが、高知工科大学と土佐山田駅を結ぶバスの運行ダイヤです。講義の開始・終了時刻に合わせて増便されているものの、夜間の実験やサークル活動で帰宅が遅くなった場合、最終便を逃すと約4kmの道のりを歩くか、自転車で暗い夜道を通らざるを得ません。多くの学生が2年次以降に原動機付自転車(原付)や軽自動車を所有するようになるのは、この交通事情が深く関係しています。
一方、高知市中心部に位置する永国寺キャンパスとの違いは極めて対照的です。永国寺キャンパスは高知県立大学との共用キャンパスであり、高知県庁やオフィス街、アーケード街が目と鼻の先にあります。都市型の刺激とインターンシップ等の機動力を重視する経済・マネジメント学群と、大規模な実験施設と広大な実験ヤードを必要とする香美キャンパスの理系群。両者は教育方針と研究設備の両面から、明確な目的意識を持って分離・運用されています。