「冬から春」以外の季節、すなわち初夏から秋にかけてのいちご事情も激変しています。かつて国産いちごが市場から消える6月〜11月は、米国などからの輸入冷凍いちごや酸味の強い加工用が主流でした。しかし現在、北海道や東北、長野県などの冷涼な高冷地を中心に夏秋いちご(四季成り性品種)の栽培が定着しています。
「すずあかね」や「なつあかり」といった品種は、冷涼な気候を活かして真夏に収穫されます。製菓業界のパティシエからは「生クリームの濃厚さに負けないすっきりした酸味がある」と高く評価されており、日本の品種改良技術は365日いつでもフレッシュな国産いちごを供給できる体制を確立しています。