熊本南カントリークラブの現在と閉鎖の真相|跡地利用と倒産経緯を追う

熊本南カントリークラブの現在と閉鎖の真相|跡地利用と倒産経緯を追う

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ネット上のコミュニティやSNSでは、「熊本南カントリークラブが外資系企業に買収されて高級リゾートとして復活する」「新興デベロッパーによる住宅地開発が行われる」といった噂が定期的に浮上します。しかし、登記情報や開発認可の公的データを検証したところ、ゴルフ場としての再開計画は一切存在しません。

現在の跡地利用の主軸となっているのは、大規模太陽光発電所(メガソーラー)への転用です。日照条件に優れ、広大な面積が確保できるゴルフ場跡地は、再生可能エネルギー事業者にとって極めて魅力的な用地です。フェアウェイの緩やかな傾斜はパネル配置に適しており、既に送電網(系統連系)への接続工事が進められています。

熊本県内における近年のゴルフ場閉鎖および再編の傾向を整理すると、以下の比較表のようなパターンに大別されます。

項目熊本南カントリークラブ跡地熊本県内ゴルフ場跡地の一般相場編集部の見解・評価主な転用用途メガソーラー(太陽光発電施設)太陽光発電(約70%)、産業廃棄物処理・物流(約15%)、自然林復元(約15%)立地条件と日照時間を踏まえた最も現実的かつ経済合理性の高い選択肢。敷地面積・規模約80ha〜100ha規模(18ホール分)標準的な18ホールで約70ha〜120ha大規模出力の発電設備を配置するのに十分な平坦部と斜面を有する。コース再興の可能性0%(再開計画なし)全国平均でも閉鎖後のコース復活率は1%未満芝管理の停止から年数が経過しており、ゴルフ場としての再整備は天文学的費用を要する。地域経済への影響固定資産税収・維持管理雇用雇用創出効果は限定的(遠隔監視主流)ゴルフ客による飲食・宿泊消費は消失したものの、荒廃地化を防ぐ一定の防潮堤的役割を担う。
高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。