【2026年最新】血液検査の基準値一覧!健診で引っかかった異常値の真相とは?

【2026年最新】血液検査の基準値一覧!健診で引っかかった異常値の真相とは?

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手元の検査票に記載されたアルファベットの略称と数字を正しく読み解くには、まず公認された基準値の全体像を把握する必要があります。日本人間ドック・予防医療学会が策定した判定基準では、健康な集団の95%が含まれる統計的範囲をベースに、将来的な疾患発症リスクを加味して基準値が細分化されています。

主要な血液検査項目について、基準値、異常値の境界ライン、臨床現場での捉え方を以下の比較表にまとめました。

検査項目(区分)基準値データ(男女別)一般的な基準・異常の目安編集部の見解・評価AST(GOT)
肝機能30 U/L以下
(男女共通)31〜50:要経過観察
51以上:要精密検査肝細胞障害の指標。激しい運動や筋肉痛でも一時的に上昇するため背景の確認が必須。ALT(GPT)
肝機能30 U/L以下
(男女共通)31〜50:要経過観察
51以上:要精密検査肝臓に特異的な酵素。脂肪肝(MASLD等)の初期段階でASTより先行して上がりやすい。γ-GTP
胆管・肝機能男性:50 U/L以下
女性:30 U/L以下男51〜100/女31〜50:経過観察
男101以上/女51以上:要受診飲酒量や服薬に敏感に反応。アルコールだけでなく肥満や糖質過多でも急増する傾向。LDLコレステロール
脂質代謝60〜119 mg/dL
(男女共通)120〜139:境界域
140以上:高LDL血症動脈硬化リスクの直接因子。女性は閉経に伴うエストロゲン低下で急増する生理現象も。空腹時血糖
糖代謝99 mg/dL以下
(男女共通)100〜109:正常高値
110〜125:境界型 / 126以上:疑い測定当日の絶食状況に依存。採血直前の緊張や直近の食事内容でブレが生じやすい。HbA1c(NGSP)
糖代謝5.5%以下
(男女共通)5.6〜5.9:正常高値
6.0〜6.4:糖尿病予備群 / 6.5以上:疑い過去1〜2か月の平均血糖値を反映。当日の絶食に左右されない最も信頼性の高い指標。血清クレアチニン
腎機能男性:1.00 mg/dL以下
女性:0.70 mg/dL以下男1.01〜1.29/女0.71〜0.99:観察
男1.30以上/女1.00以上:要精密筋肉量に依存するため男女差が大きい。筋トレ愛好家は高めに出る点に留意。eGFR(推算糸球体濾過量)
腎機能60.0 mL/分/1.73㎡以上
(男女共通)45.0〜59.9:軽度低下
44.9以下:中等度〜高度低下腎臓の老廃物排泄能力を示す実質指標。60未満が3か月続くと慢性腎臓病(CKD)と診断。白血球数(WBC)
血液一般3,100〜8,400 /μL
(男女共通)8,500〜9,900:軽度増加
10,000以上 / 3,000未満:要精査細菌感染や炎症、喫煙、重度ストレスで上昇。極端な減少は骨髄機能低下を疑う。CRP(C反応性蛋白)
炎症反応0.14 mg/dL以下
(施設により0.30以下)0.15〜0.99:軽微な炎症
1.00以上:明らかな急性炎症体内の炎症の有無を鋭敏に捉える。感冒、外傷、関節炎、動脈硬化の微小炎症などで変動。

検査機関によっては基準値の上限・下限にわずかな差異が見られますが、これは測定機器や試薬のキャリブレーション(校正)方式の違いによるものです。自身の数値を見る際は、手元の結果表に印字された「施設基準値」と照らし合わせる姿勢が基本となります。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

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