ネット上のコミュニティやSNSでは、「プリンスリーグで優勝すれば即プレミアリーグ昇格」と誤解されがちですが、実際には極めて過酷な関門が存在します。
プリンスリーグ関西で1位または上位に入ったとしても、自動昇格ではありません。全国各地域のプリンスリーグ上位校が集うプレミアリーグ昇格プレーオフを勝ち抜いて初めて、悲願の昇格が決定します。このトーナメントは一発勝負のサドンデスであり、関西王者が初戦で敗退する波乱も過去に幾度となく起きています。
さらに見落とされがちなのが、プリンスリーグ関西1部2部入れ替えの連動問題です。プレミアリーグから関西勢が降格してきた場合、プリンスリーグ関西1部からの降格枠が増加する「ドミノ倒し」が発生します。この仕組みにより、中位に位置していたチームがシーズン最終盤に突如降格危機に瀕するケースも珍しくありません。順位表の数字だけでは測れない構造的なプレッシャーが、リーグ全体を覆っています。