ショパンワルツ2番の難易度は?ツェルニー何番レベルかプロが徹底解説!

ショパンワルツ2番の難易度は?ツェルニー何番レベルかプロが徹底解説!

ショパンワルツ2番の難易度は?ツェルニー何番レベルかプロが徹底解説!に関する気になる情報を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

難易度の高いショパンのワルツ第2番を美しく、かつ安定して弾き切るためには、根性論ではないシステマティックな練習アプローチが不可欠です。現場で高い成果を上げている実践的メソッドを4点解説します。

1. 左手単独での「メトロノーム暗譜練習」を徹底する
まずは左手伴奏だけを徹底的に反復します。1拍目の低音バスを弾いた直後、素早く脱力しながら2・3拍目の和音ポジションへ手を移動させる「準備のスピード」を鍛えてください。手元を見ずに正確な和音を軽やかに(レッジェーロで)刻めるようになるまで、メトロノームに合わせて左手だけで暗譜する訓練を行います。

2. 右手アルペジオと装飾音は「リズム変奏」で攻略する
速いVivaceのパッセージで指がもつれる箇所は、付点リズム(タ・ターン、ター・タ)や逆付点、3連符など様々なバリエーションのリズム変奏で練習します。すべての打鍵で指の第3関節をしっかり起こし、鍵盤の底まで確実に届いているかをゆっくり確認しながら、無駄な指の浮き上がりを削ぎ落としていきます。

3. 変イ長調特有の「黒鍵と白鍵の立体的な高低差」を意識する
変イ長調(フラット4つ)は黒鍵を多く使用するため、手のポジションが鍵盤の奥(蓋側)に入りがちです。白鍵と黒鍵を行き来する際に手首が不自然に上下に揺れないよう、手首の高さを一定に保ち、滑らかな水平移動を意識することが粒立ちの揃った音色を生み出す秘訣です。

4. ペダルに頼らない「レガート奏法」の確立
響きをごまかすためにダンパーペダルを踏みっぱなしにすると、ショパン特有の繊細な和声進行が台無しになります。まずはノンペダル(ペダルを一切踏まない状態)で右手のメロディラインを美しく歌わせる練習を行い、その上で濁りを防ぐ小刻みな踏み替え(ハーフトーンペダリング等)を設計してください。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。